元特別支援学校教員が考える「歩く療育」について

あゆみの森

今日はみなさんにお伝えしたいことがあります。

「歩く療育」についてです。

私も最近、学んだことなので、

100%の自信があるわけではありませんが、

信じられる理由があります。

色々な方面から情報を聞く限り、

かなり有用性はあると考えています。

個別の施設名は差し控えたいと思いますが

少しずつ浸透してきている療育のひとつだと

思います。

「歩く療育」正しい歩き方について

歩くという目的意識をもてるようにすること。

歩く時はリズムよく、少し支援者がリードする形であゆみをすすめる

ことが大事。

言葉がけなどは特にいりません。

次の点に注意する。

・自動販売機に気が散って、近寄ったり、

・縁石の上を歩いてみたり、

・手を遊びをしながら歩く

というのは全部だめ。

そばにいる大人が、気が散らないように配慮をして

歩く。これが歩く療育です。

「子供らしさがあっていいじゃない。」

という気持ちも分かるのですが、

小さいところから社会性を身につけさせることが、

療育の基本なので、放置しないようにしなければ

いけません。

「歩く療育」歩く時の注意点

先にも言いましたが、

縁石に上る、空いた手で手遊びをする、自動販売機やお店に飛び込む。

これらを防がなくてはいけません。

事前に防げるものは先回りして対応を。

手遊びなどは、遊び始めた手に、つないでいた手を

握り返す。や、その行動をそっと制止するように

促すとか。声をかけるとか。

対象者がいかに歩くことに集中して取り組めるようにする

のかが、一番大事なのです。

まとめ

細かく対象を管理する形になるので

そこまでしなくても。

という声が聞こえてきそうですが、

「色々な方法を試したけどうまくいかない。」

「どうすればいいのか悩んでいる。」

そんな方にぜひ試していただきたい。

「歩く療育はじめませんか?」

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