自閉症・発達障害の療育を学んで(2021)

発達プログラム 子育てを楽々

みなさんこんにちわ

2021年1月9日、新潟は記録的な大雪ということで

県民総出で雪かきに励んでいることと思います。

今日は「発達プログラム」(コロロ発達療育センター)

を読んで学んだことを

自閉症や発達障害のある家族がいる方、

また、特別支援教育や障がい児・者福祉

に携わる方に向けて

発信していきたいと考えています。

パニックや問題行動を気持ちせいにする

私も特別支援学校教員時代よく考えていました。

「この子は、○○が嫌だったから他害をしたんだな。」

「この子は、○○がうまくいかなくてイライラしたから、自傷をはじめた」

きりがないくらい「気持ちのせい」にしてきました。

実はこれ間違っています。

イライラすることや嫌なことが起こらないように

配慮したところで、別の刺激を受けて

問題行動やパニックにつながってしまう。

何度も経験してきた場面です。

当時は、ひとつひとつ原因を取り除けば問題は

減っていくだろうと考えていましたが。

実際にはそんなに甘くありませんでした。

結局は、他の子が安全に過ごせるように

集団から距離を取らせることになり、

孤立に向かうことになってしましました。

歩く。行動する。学習する。

「問題行動やパニックは、意識レベルが低下しているときに

起こる。」

意識レベルを高い状態に保つことができれば、

問題行動もパニックも減る。

集団歩行で1時間2時間あるくこと。

行動トレーニングで、静と動の動きで体をコントロールする

力を育てる。

高い意識レベルを維持することができるようになり、

体のコントロールができるようになると

問題行動やパニックは確実に減少する。

まとめ

(治療して教育)療育の仕方 重点3つ

「1時間2時間外を一定ペースで歩くようにする」

「行動トレーニング(腕立て、踏み台昇降、正座)」

「ユアペースで進める学習活動」

以上の3つからまず始めてみましょう。

確実に問題行動やパニックは減るはずです。

最後に小話

学校で校外学習に出かけるとき

この子大丈夫かな。

あの子大丈夫かな。

と不安になりながらも、出発すると、、、

意外と話をよく聞いて行動でき、

楽しくいって帰ってくることができてました。

たぶん、「歩く」ということで「意識レベル」

高い状態に保たれている状態なので、

指示理解がスムースにできていたのではない

かと推測できます。

それくらい歩くって大事なんですね。

次回は行動トレーニングの仕方について記事

にしたいと考えています。

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